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穏やかにたゆたう、海のような恋物語
海沿いの田舎町の、道の駅で働く瑞香は、ある朝見知らぬ男性と印象的な出逢いを果たす。
その彼はどこか影を感じ、謎めいていて……。

二人の心の距離は、寄せては返す波のように、縮まったかと思えば離れてしまいます。
そんなもどかしさの中に、切なさと温かさが入り混ざっていて、心にじんと染み渡るような優しさを感じました。

特に、たくさんの意味や想いが込められた、ラスト10ページが素敵!
海の音や香りが感じられるような、丁寧な風景の描写も逸品です。

静かで優しい恋の物語に、あなたもぜひ癒されてください。
葉月りゅう
15/06/18 18:19

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