★★★★★
たべられるのを
3つの男女の、3つのお話。

甘い甘い、生クリームをとろりと詰めたようなお話でした。ドキドキ、ニマニマ、お腹がいっぱい。

何に惹かれるのか。いつ惹かれるのか。手をとるのは、今なのか。
あなたを夢に見たりして。わたしのどこがすき?って、改まって聞いてみたりして。
無理して笑って、あきらめようとして。
それでも心にあなたがいて、すこし背伸びして、くちびるを奪う。

登場人物の女の子がみんな、一生懸命、目の前の相手に気持ちを注いでいて。
男の子がみんな、それぞれ魅力的で。あっという間に、読み終えてしまいました。恋愛模様も人物関係も、描き方がとても巧み。

女の子は、食べられるのを待っている。

意地やウソ、見栄、失敗へのおそれ。たくさんのもので、本心を塗り固めているけれど、男の子が一歩ふみこんでくれれば、そこはとてもとても甘いのです。
かな
13/11/28 15:28

>>新着レビュー一覧へ