メニュー
真っ直ぐな小花、不器用な伊織、優しすぎる拓海、どのキャラも純粋過ぎて空回ってしまっているのが切ないです。最後意外な展開にどきりとしました。私も続編希望です。
恋愛(純愛)
この結婚が間違っているとわかってる
鈴ゆりこ/著
両片思いのまま結婚した夫婦のお話。 すれ違う期間が長かったので気持ちが通じあった後の描写がもっと読みたかったです。 個人的には弁護依頼に来た離婚調停の夫婦が、その後どうなったのかすごく気になりました。
クールな警視正は新妻を盲愛しすぎている
水守恵蓮/著
凄い!読み始めと読み終えた後でタイトルの意味がまったく違ったものにみえました。 大切なものを永遠に失い、壊れてしまった心。冷たく身勝手な夫を横目で見ながら、笑顔で壊れ続けたままでいることを選んだ妻。 ただ、余命僅かになった時、本当に興味のない相手にあれだけの内容の手紙を何枚もしたためるものなのか。そこに妻としての情念、夫への生涯をかけた復讐がみえた気がしました。 人の感情の複雑さが際立ち、色々な解釈ができるストーリーだと思います。
愛せない妻へ。
きーーーりん/著
親友の恋人を寝盗った後からのストーリー。 彼がどれだけ親友を愛し、後悔していたのかを間近で見てきた主人公。 悲劇のヒロインぶるわけでもなく、自分の所業と状況を理解し、それでも愛するのをやめられない愚かさと、意地。 不倫、略奪系はリアルでも小説でもすごく苦手なのですが、縋らない、辛くても前を向こうとする姿に泣けました。 短編だからドロドロした描写もなく、気持ちを切り替えた主人公の視点のみでサクサク読み進められたのも良かったです。
恋愛(その他)
「あんたじゃない、とは言ってないからね」
炭酸水。/著