キャッチコピー 「僕は剣を作りたいんです！」 鍛冶屋を目指す少年、ギュート・ナチュは世界一の剣、聖剣を創ることが夢だった。 そんなとき、彼のもとへ現れたのは過去に魔王に挑んだ勇者レオン。 レオンは現在、この世界で聖剣を扱える唯一の人間だった。 彼と出会うことで、ギュートはレオンと旅をすることを決意するのだった。

鎮まりかえる暗闇 ひやりと冷たい空気を持つ部屋 本来なら十二分に広いここは今、沢山のガラクタからお宝が敷き詰められている そう── ここはある城の宝物庫である。 ………………… 書き始め 2013/01/12～ …………………

その昔、世界を混沌の闇に葬った魔王が使ったとされる魔剣・ディアブロ……その剣は真の闇を持ちし者の前に現れるという…… その昔、魔王の力で闇に葬られた世界に光をもたらした勇者が使ったという聖剣・サイフォス……その剣は真の光を持ちし者の前に現れるという…… 世界にはこの伝説が当たり前のように広がり勇者に憧れる少年・少女がいる……とある村に住む少年・ゼルもまた勇者に憧れている一人であった…… ある日、いつものように友達と勇者ごっこをしていたゼルのもとにある報せが舞い込んできた……

耳を澄まそう。 瞳を閉じて。 「さぁ、誘おう、めくるめく世界へと」 「何もかも忘れて、いざ進め」 「この手を取って連れ出して」 「貴女の心の灯りを燈してあげよう」 聞こえてくる、あの声。 不思議な響きを持つ、歌声。 それは、 紛れもなくキレイな音色なのに…。 「キミは何を信じるんだい？」 「この世の中には不思議が山ほどあるんだよ？」 「後ろめたさを感じちゃいけない」 ニヤリと笑ってそんな事を言うばかり。 でも、私は。 その言葉を全て掬い上げたくて…。 「届いてお願い…この想いよ…」 そう言って、毎日の様に天を仰ぐ。 あの人の心を温めて、溶かしていく為に…。 定められし、運命の歯車。 それが動き出した時…。 全ては光に導かれていく。 紅蓮の神・グレイズに治められし国 ・アザクシュベル王国。 ・国王マシュー ・王女イザベラ（旅人名はアリア） 国王の英知を助ける側近 ・式神を操る＝イーサン ・オーラを操る＝オスカー 選ばれし勇者たち ・ナイトリーダー＝ルーク ・僧侶＝オリヴァー ・魔道士＝ワイアット ・剣闘士＝ジャック ・海賊＝レヴィ イザベラの従事たち ・エステル ・クロエ ・ウーゴ 謎の吟遊詩人 ・コナー そして、 グレイズに破れ封印された… ・白蓮の神ロテュス 「ねぇ？お嬢さん？教えてあげようか？」 その先に続く言葉は？ そして、この闇の向こう側には？ 全ては。 これから始まるストーリーの、 序章に過ぎなかった。 ■□■□ 〈翠玉結さんのファンタジー企画〉 担当:歌声で女性を惑わす吟遊詩人 START:2017-09-27 END:2018-09-18 ◆◇◆◇ 感想ノートコメントありがとうございます！ 翠玉結様

始まり 突然始まった物語 止まっていた時間が動きだす 世界は僕を否定した... そしてこの世界も... 僕は天野・大地 聖剣という遺物.... それを巡る戦いに巻き込まれいく...