極上ショコラ【短】
「せん、せっ……」


ようやく隙間の出来た唇に名前を乗せれば、篠原の顔が更に不機嫌になって…


「龍司だ、って言ってるだろ。いい加減に学習しろ」


まるで叱るように、ショーツ越しに指を這わされた。


「ひぁっ……!」


「随分と敏感な体になったもんだな」


誰のせいだと言ってやりたいけど、漏れるのは嬌声ばかり。


絶妙な力加減でショーツの上を往復する指が、強いくらいの快感を与えた。


強引で激しい愛撫に、体は悲鳴を上げるのに…


その一方で、確実にこの甘く淫らな感覚に溺れ始めている、ふしだらな自分(アタシ)がいる。


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