私達は机の落書きから始まった。
 
 
ドロドロドロ~~
 
 
いかにもな音が流れる。
 
 
もう、嫌だぁ…
 
 
 
その場にしゃがみ込むと、ほっぺたにひんやりとした何とも表現できない感触が…
 
 
「ひッ…」
 
 
ビックリしすぎて、声にならない声が漏れる。
 
 
それと同時に、甘い香りが鼻をかすめた。
 
 
この香りは…
 
 
「菜々ちゃん、ビックリしすぎ」
 
 
ほら、やっぱり。
 
 
後ろを振り返ると、懐中電灯とこんにゃくを持った遼平が。
 
 
「り、遼平…」
 
 
遼平の顔を見た途端、一気に体の力が抜けた。
 
 
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