私達は机の落書きから始まった。
出口から出ると、急に明るくなった視界に目が眩んだ。
「菜々!遅すぎ!
カップルが先に出てくるってどういう事?
まさか、迷ったわけじゃないでしょ?」
とっくに出ていた優里が呆れたような顔をして、待っててくれていた。
「ごめんね。
さ、次行こう!」
優里の手を引っ張って、移動した。
これが、私の高校最後の学園祭。
でも、まだ続きがあって、
私の学園祭には、もう一つ思い出がある。