私達は机の落書きから始まった。
「さっきの奴らだったらどうすんの?
もし、俺がさっきの奴らだったら…」
声が怒ってる?
私の腕を掴む力が強くなる。
「大丈夫だよ。
逃げるから。」
「逃げる?どうやって?
男の力に勝てると思ってんの?
そう思うなら 俺から逃げろよ。」
私の両腕を掴んで、上に挙げると、首筋に生温かいものが伝う。
嫌とかじゃなく、怖いと思った。
いつもの遼平じゃないみたい。
「…ッッ やっ……」
ビクともしない腕を解こうにも解けず…