私達は机の落書きから始まった。
 
 
「あ、そうだ。」
 
 
何かを思い出したかのように、大袈裟に手をパチンッと叩いた。
 
 
「ん?どうしたの?」
 
 
私が聞き返すと、
 
 
「日曜日何かある?」
 
 
「日曜日?何もないよ。」
 
 
答えると、あの憎めないような笑顔で
 
 
「じゃ、俺とデートしよ?」
 
 
「は?デートって?」
 
 
「いいから いいから!
暇なら付き合ってよ。」
 
 
私が断れるはずもなく…
 
 
「仕方ないな。」
 
 
素直じゃないな、なんて自分でも笑ってしまった。
 
 
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