私達は机の落書きから始まった。
目に入ったのは、見たくなかった人物。
柵にもたれて寝てる遼平だった。
気付かれないように近寄る。
本当に寝ているのか、私が来た事に気付いていない。
少しホッとして、景色を眺めた。
下を見ると、登校してくる生徒の姿。
あ!
見たくなかったものを見つけてしまった。
猛と…
猛の横に並んで歩く新しい彼女。
少し前まではあそこにいたのに…
パッと目を逸らす。
でも、頭から離れることはなく…
勝手に流れる涙をどうしようもなかった。