私達は机の落書きから始まった。

 
 
何分こうしていただろう。
 
 
溢れ出した涙も止まって…
 
 
少し冷静になってきた。
 
 
なんでこうなってるんだろう…と我に返ると、急に恥ずかしくなってきた。
 
 
昨日の今日の初対面に等しい人に慰めてもらうなんて…
 
 
「あ…りがと」
 
 
そう言って、遼平の腕から逃げ出す。
 
 
恥ずかしくて、まともに顔が見れなかったけど、
 
 
きっと遼平は笑ってる。
 
 
「い~え。
このために俺がいるんだから。
 
だから、今度は俺を…」
 
 
そう言いながら、私の頬を舐めた。
 
 
「慰めてね?」
 
 
「…なッ」
 
 
頬に残る舌の感触が、更に私の顔を高揚させる。
 
 
遼平はからかうような笑顔で
 
 
「またね。」
 
 
そう言い残して屋上から出ていった。
 
 
 
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