私達は机の落書きから始まった。
 
 
そんな事 言われなくても、遼平しか見えてないのに。
 
 
「きゃ~~!
遼平君カッコ良い」
 
 
友美が遼平に駆け寄る。
 
 
「佐藤!長谷は、敵チームだ!感激するな!くっつくな!」
 
 
やっくんが遼平と友美を引き剥がした。
 
 
頬を可愛く膨らませる友美。
 
 
遼平が私の方を見て、いつもの笑顔でピースしてきた。
 
 
やっくんに気付かれないように、私も小さくピースをした。
 
 
そんな些細なやり取りさえ、愛おしく思うなんて、私も相当だな……
 
 
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