私達は机の落書きから始まった。
 
 
医務室のベッドに降ろしてくれた。
 
 
「ちょっと、待ってろ。」
 
 
彰は出て行くと、すぐに戻ってきた。
 
 
タオルに氷を包んで、私の目に当ててくれた。
 
 
「ありがと。
もう、大丈夫だから、
彰は戻ってていいよ。」
 
 
これ以上、彰に迷惑をかけたら申し訳なくて。
 
 
「俺は気にしなくていいから、寝てろ」
 
 
私の頭を優しく撫でる。
 
 
その手が、すごく優しくて、何故か落ち着く気がした。
 
 
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