私達は机の落書きから始まった。
 
 
だからだと思うんだ。と、あの可愛い笑顔で言ってくる。
 
 
少しずつ近付いてきて、わたしの髪を一束すくう。
 
 
「ちょっと、友美?
 
やめて!!」
 
 
頭を振って、抵抗しようとしたら
 
 
「違うとこも切っちゃうかもよ?
 
おとなしくしててくれれば、可愛くしてあげるから。」
 
 
もうダメだ……
 
 
そう思い、目を強く瞑った。
 
 
 
 
「ッ…きゃッ……」
 
 
少しの違和感と共に、友美の声が聞こえた。
 
 
 
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