私達は机の落書きから始まった。
「無理して笑わなくていい。
あんたは……なんでそう……
だから、ほっとけねぇんだよ。」
さっきまでの冷たい口調でもなくて、いつもの興味なさそうな口調でもない。
らしくない、感情的な口調で。
「…ごめんね?
心配かけちゃって…。
ちょっとビックリしちゃっただけ…
もう大丈夫だから。」
そっと彰の腕を外す。
涙を拭いて、彰に振り返る。
彰はジッと私の顔を見る。
それから、切れた部分の髪の毛に触れて…
「もう少し早く来れば良かったな…」
悔しそうな顔をする。