私達は机の落書きから始まった。
 
 
家に着いて、自分の部屋に入る。
 
 
鏡の前に立って、髪の毛を見た。
 
 
不自然な長さの髪の毛。
 
 
このままだと、変だし……勘のいい遼平にバレてしまうかもしれない。
 
 
着替えて、再び家を出た。
 
 
 
 
いつもの美容院に入って……
 
 
「短くして下さい。」
 
 
ずっと伸ばしていた髪の毛を短くした。
 
 
鏡の中の私の髪の毛は、だんだんと短くなっていく。
 
 
 
「菜々ちゃん、綺麗な髪の毛だね。」
 
 
あの教室で言われた事を思い出す。
 
 
嬉しくて、切れずにいた髪。
 
 
パラパラと落ちていく。
 
 
< 319 / 400 >

この作品をシェア

pagetop