私達は机の落書きから始まった。
家に着いて、自分の部屋に入る。
鏡の前に立って、髪の毛を見た。
不自然な長さの髪の毛。
このままだと、変だし……勘のいい遼平にバレてしまうかもしれない。
着替えて、再び家を出た。
いつもの美容院に入って……
「短くして下さい。」
ずっと伸ばしていた髪の毛を短くした。
鏡の中の私の髪の毛は、だんだんと短くなっていく。
「菜々ちゃん、綺麗な髪の毛だね。」
あの教室で言われた事を思い出す。
嬉しくて、切れずにいた髪。
パラパラと落ちていく。