私達は机の落書きから始まった。


次に口を開いたのは、彰だった。


「お前もさ、何してんだよ。」


遼平を冷たく見下ろす。


でも、なんで彰が怒ってるのか分からなくて。


「さっきのは俺が気ぃ抜いてたから、すみません。

でも、やっぱり彰さんには渡せません。」


遼平の背中しか見えなくて、顔は見えないけど…


きっと、真剣な顔をしてる。


彰と目が合うと、また溜め息を吐いた。


「あっそ。

今日は帰るわ。」

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