私達は机の落書きから始まった。
ガチャッ
屋上だ。
まだ、早いのか、遼平の姿はない。
屋上の手すりにもたれるように座った。
携帯を開くとメールがきていた。
『今、好きな奴とかいる?』
拓也からだ。
さっきの優里の話で、妙な先入観がある。
もしかして…
なんて、自惚れだ。
『好きな人は…いないよ(^^;;』
ここまで打って、送信ボタンだけ押さなかった。
なんでかな。
わからないけど、送らずにいたんだ。