私達は机の落書きから始まった。
 
 
ヤバい雰囲気に気付いて、逃げ出そうとしたが、遅かった。
 
 
腕を掴まれて、逃げ出せなくなった。
 
 
男の人を初めて怖いと思った。
 
 
こんな状況になったって、私は逃げ出せるって、変な自信を持ってたが…
 
 
実際、無理だ。
 
 
男の人の力に勝てるわけない。
 
 
怖い…
 
 
拓也に引き寄せられ
 
 
「俺、ずっと好きだったんだ。
 
猛と付き合う前から…」
 
 
そう言いながら、少しずつ顔が近付く。
 
 
 
嫌だ
 
気持ち悪い…
 
 
 
ギュッと目を閉じた。
 
 
 
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