スイートホーム
つくづく私ってとっさの判断力が無くて要領が悪くて間が悪いと思う。
何だか泣きそうになりながらも、手は休めずに下処理の済んだ食材を鍋に入れて火にかけた。
無事に料理が完成し、もう出番の無くなった調理器具を洗ったりテーブルを拭いたりしているうちに19時となる。
続々と皆さんが食堂に集まり出して、最後の一人まで配膳を完了した所で私も席に着き食事を開始した。
「おいしかったっス。ご馳走様~」
入居者の中では最後に食卓に着き、必然的に他の人に遅れて食事を終えた相川さんが、カウンターに食器を戻しつつ陽気に声をかけてくれる。
「いいえ。お口に合って良かった」
「で、守家さん!」
すると何故か相川さんは私の居るテーブルにササッと近付いて来て、向かいの席に素早く腰掛けた。
てっきりテレビの前で談笑している先輩方と合流するのかと思っていたので、ちょっぴり驚く。
「お子様ランチはいつにする予定ですか?」
「あ、その話?」
思わず苦笑しながら答えた。
「まだ決めてなかったけど、今月分はもう献立表が出来上がっちゃってるから…来月の始めくらいにしようかな?」
「えっ。作る事自体はもう決定事項っスか?」
「うん」
「ヨシッ!」
相川さんはそう声を発しながら小さくガッツポーズをした。
この前加賀屋さんに叱られたので、喜びの表現は最小限に留める事にしたようだ。
何だか泣きそうになりながらも、手は休めずに下処理の済んだ食材を鍋に入れて火にかけた。
無事に料理が完成し、もう出番の無くなった調理器具を洗ったりテーブルを拭いたりしているうちに19時となる。
続々と皆さんが食堂に集まり出して、最後の一人まで配膳を完了した所で私も席に着き食事を開始した。
「おいしかったっス。ご馳走様~」
入居者の中では最後に食卓に着き、必然的に他の人に遅れて食事を終えた相川さんが、カウンターに食器を戻しつつ陽気に声をかけてくれる。
「いいえ。お口に合って良かった」
「で、守家さん!」
すると何故か相川さんは私の居るテーブルにササッと近付いて来て、向かいの席に素早く腰掛けた。
てっきりテレビの前で談笑している先輩方と合流するのかと思っていたので、ちょっぴり驚く。
「お子様ランチはいつにする予定ですか?」
「あ、その話?」
思わず苦笑しながら答えた。
「まだ決めてなかったけど、今月分はもう献立表が出来上がっちゃってるから…来月の始めくらいにしようかな?」
「えっ。作る事自体はもう決定事項っスか?」
「うん」
「ヨシッ!」
相川さんはそう声を発しながら小さくガッツポーズをした。
この前加賀屋さんに叱られたので、喜びの表現は最小限に留める事にしたようだ。