スイートホーム
特に志希みたいなタイプは相手の事なんかおかまいなしだもんね。
だけど今日、きちんと話を聞いておかないと、またいつアポ無しで訪問されるか分からないから…。
「……お昼まで、どうするつもりなのよ?」
不本意だけど、仕方なく、渋々と、受け入れる事にした。
「部屋で待たせてもらおうかな、と思って。それは別にかまわないんだろ?」
「…分かった。じゃ、付いて来て」
「あ、ちょっと待った姉ちゃん」
言いながら、インターホンに近付き暗証番号を押そうとしたけれど、志希は何故か私の動きを慌てて制した。
次いで、出入口まで足早に歩を進めると、扉を開け、外に向かって声を張り上げる。
「梨華さーん!」
………え?
「姉ちゃんいたよ!中で待たせてくれるってさ!」
私が硬直している間に梨華は志希が押さえている扉から登場し、私の数歩先に立つと、優雅な微笑みを浮かべつつ言葉を発した。
「ごめんね?彩希。また、来ちゃった…」
「姉ちゃん、梨華さんと喧嘩してるんだってー?ダメじゃん!高校の時からの親友なんだからさ、大切にしないと」
あまりの衝撃に何もアクションを起こせないでいる私に、志希が相変わらずの能天気な口調で説教をかまして来る。
「しかも一方的に怒っててろくに話も聞かないみたいだし。それで今日俺が仲裁役を買って出た訳で…」
「あんたはちょっと黙ってて」
だけど今日、きちんと話を聞いておかないと、またいつアポ無しで訪問されるか分からないから…。
「……お昼まで、どうするつもりなのよ?」
不本意だけど、仕方なく、渋々と、受け入れる事にした。
「部屋で待たせてもらおうかな、と思って。それは別にかまわないんだろ?」
「…分かった。じゃ、付いて来て」
「あ、ちょっと待った姉ちゃん」
言いながら、インターホンに近付き暗証番号を押そうとしたけれど、志希は何故か私の動きを慌てて制した。
次いで、出入口まで足早に歩を進めると、扉を開け、外に向かって声を張り上げる。
「梨華さーん!」
………え?
「姉ちゃんいたよ!中で待たせてくれるってさ!」
私が硬直している間に梨華は志希が押さえている扉から登場し、私の数歩先に立つと、優雅な微笑みを浮かべつつ言葉を発した。
「ごめんね?彩希。また、来ちゃった…」
「姉ちゃん、梨華さんと喧嘩してるんだってー?ダメじゃん!高校の時からの親友なんだからさ、大切にしないと」
あまりの衝撃に何もアクションを起こせないでいる私に、志希が相変わらずの能天気な口調で説教をかまして来る。
「しかも一方的に怒っててろくに話も聞かないみたいだし。それで今日俺が仲裁役を買って出た訳で…」
「あんたはちょっと黙ってて」