スイートホーム
しかしそれは途中で強引に遮った。
後れ馳せながら怒りが沸き起こって来て、それにより、気持ちが奮い立つ。
「どうしてまた来たの?梨華。言ったよね?もう、何も話す事はないって。何度来られても、あなたを許すつもりはないから」
「そう。じゃあ、それはもう諦めるわ」
笑顔のまま梨華は言葉を繋いだ。
「彩希に許してもらえないなら、別にそれはそれでかまわない。何度も謝罪したって時間の無駄だものね」
「へっ!?」
梨華の宣言に、志希は数分前の私のように間抜けな声を発し、間抜けな表情になった。
「そんな事よりお願いがあるんだけど。入居者への取り次ぎをしてもらえないかしら?」
「あ、あの、梨華さん…?」
志希がおずおずと声をかけたけれど、それを思いっきり無視し、梨華は話を進める。
「この前ここに来た時にお会いした…小太刀さん、だったかしら?今、いらっしゃる?」
「なっ…」
梨華の口から彼の名前が発せられた事に驚愕しながら問いかけた。
「こ、小太刀さんに、一体何の用があるの?」
「それは秘密」
小首をかしげ、肩をすくめて梨華は続ける。
「彩希に言う必要もないと思うし。もしいらっしゃらなければ、連絡先を書いたメモがあるからそれを郵便受けに入れさせてもらうわ。とにかく、取り次いでみてくれる?」
「…部屋には、いるかもしれないけど、でも…」
後れ馳せながら怒りが沸き起こって来て、それにより、気持ちが奮い立つ。
「どうしてまた来たの?梨華。言ったよね?もう、何も話す事はないって。何度来られても、あなたを許すつもりはないから」
「そう。じゃあ、それはもう諦めるわ」
笑顔のまま梨華は言葉を繋いだ。
「彩希に許してもらえないなら、別にそれはそれでかまわない。何度も謝罪したって時間の無駄だものね」
「へっ!?」
梨華の宣言に、志希は数分前の私のように間抜けな声を発し、間抜けな表情になった。
「そんな事よりお願いがあるんだけど。入居者への取り次ぎをしてもらえないかしら?」
「あ、あの、梨華さん…?」
志希がおずおずと声をかけたけれど、それを思いっきり無視し、梨華は話を進める。
「この前ここに来た時にお会いした…小太刀さん、だったかしら?今、いらっしゃる?」
「なっ…」
梨華の口から彼の名前が発せられた事に驚愕しながら問いかけた。
「こ、小太刀さんに、一体何の用があるの?」
「それは秘密」
小首をかしげ、肩をすくめて梨華は続ける。
「彩希に言う必要もないと思うし。もしいらっしゃらなければ、連絡先を書いたメモがあるからそれを郵便受けに入れさせてもらうわ。とにかく、取り次いでみてくれる?」
「…部屋には、いるかもしれないけど、でも…」