ツンデレくんを呼んでみた。
「……なあ、それって奈子が振り切らなかったら、その状態で最後までしてたってことけ?」
「どうだろ。あっちも女に触ったの初めてっぽかったからなあ」
「わかったん?」
「なんとなくだけど。キスが下手だった」
「人のこと言えないけどな」
「……うるさい」
何度してもキスが下手くそと中出に罵られるのは初めてではない。
「下半身が血まみれなの見られたらどうなってたんだろ……びっくりしたかな。それとも、逆に興奮したって言ってそのまま続行だったかな」
「人の血見て興奮する奴なんかいるか」
「知らないよ。でも世の中にはいろんな人がいるから」
「奈子を襲う奴とかな」
「うん。まさか現実にいるとは思わなかった」
なんだかおかしくて、どちらからともなく二人で笑った。
笑いながら涙が止まらなかった。
おかしい。世の中、本当におかしいことばかりだ。
こんなあたしが、普通だったら彼氏に言えないようなことを経験してしまったのだから。
笑うことじゃないのに、ましてやあたしは被害者なのに、二人して笑っているのもおかしな話だ。
「どうだろ。あっちも女に触ったの初めてっぽかったからなあ」
「わかったん?」
「なんとなくだけど。キスが下手だった」
「人のこと言えないけどな」
「……うるさい」
何度してもキスが下手くそと中出に罵られるのは初めてではない。
「下半身が血まみれなの見られたらどうなってたんだろ……びっくりしたかな。それとも、逆に興奮したって言ってそのまま続行だったかな」
「人の血見て興奮する奴なんかいるか」
「知らないよ。でも世の中にはいろんな人がいるから」
「奈子を襲う奴とかな」
「うん。まさか現実にいるとは思わなかった」
なんだかおかしくて、どちらからともなく二人で笑った。
笑いながら涙が止まらなかった。
おかしい。世の中、本当におかしいことばかりだ。
こんなあたしが、普通だったら彼氏に言えないようなことを経験してしまったのだから。
笑うことじゃないのに、ましてやあたしは被害者なのに、二人して笑っているのもおかしな話だ。