甘い心はあなた一色




「織くん……」



「紗英子を俺好みに染めたい」



「ささ、紗英子!?」



いきなり呼び捨て!?



それに、なにその甘い台詞は!



ベッドの中だからか、甘さ百倍です……。



っていうか!



「そっ、その必要はないよっ」



「え?」



「あたしはもうっ、織くん一色だからっ!」




片思いしてたころとは違うんだよ?



すぐに触れられる距離に、織くんがいるんだから。



たくさんの愛をくれるんだもん。




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