あたしと寮と狼先輩。






「ありゃ、藤堂くん起きてたか。失礼失礼。…まあうちは応援してるから安心しておくれ!」



圭の肩をぽんぽんっと叩く響。





「…勝手にしてろ」



ご機嫌斜めな圭。




それを見ているだけのあたし。


…何の話をしてるのか全くわからないんだけど。

2人で解決しないでくれないかな。







『ねえ、2人とも何の話して…』
「凛は聞かなくていい。」



あたしの言葉に被せるように、圭の言葉が聞こえてきた。


むぅ…

別に詮索はしないけどさあ!
なんかずるいじゃん!馬鹿!





「まあまあ、いつか凛にも話すからさ!そんなむくれないのー」



むにーっと頬をひっぱられた。




『い、いひゃいっふ(痛いっす)』












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