あたしと寮と狼先輩。

***








『うぅ……頭痛い……………』



宮間凛、ただいま保健室のベットで横になっております。


何故こうなったかと言いますと………







30分前のこと。
-------
----------
------------




入学してから1週間以上経ち、学校での生活にも慣れてきた。


そして今は体育の授業中です。






「凛、いくよー!」

『はーい!』




バレーボールをやっていて、今は響と2人でパス練習。

体育は楽しいから好きなんだよねー!

運動神経良いか悪いかは別としてね。
そこ大事。


ただ響は運動神経が良い。ものすごく。
見た目からして運動得意そうだもん。

あたしが運動音痴なのがすぐばれてしまう…





『響、いくよー!』


あたしがボールをあげたときだった。



「凛!危ない!!!」
『へ?』

----バッコーン!!!!



響の声が聞こえたと同時に、あたしの頭にどこからか飛んできたボールがぶつかった。








< 70 / 106 >

この作品をシェア

pagetop