あたしと寮と狼先輩。





玲が遊んで怪我して帰ってきたときの手当ては全部あたしがやってたからかな。

こういうときの手当てはほとんど出来るようになった。


実は野球部のマネさんとかもやって見たかったんだよね。





『これでよしっと…

終わりましたよ、藤間先輩』



湿布を貼り包帯を巻くだけの本当に簡単な作業しかしてないけど。

早く良くなりますように………




声をかけてみたけど、返事がない。





よーく顔をみてみると…


『あれ…?』



目を閉じたまま動かないし、すーすーと小さな寝息まで聞こえてきた。


…完璧寝てますねこれは。

さて、どうしようか。




てか…
先輩もほんっと顔整ってるよなあ…


いつもクールな藤間先輩だけど、寝顔はものすっごく可愛いということを発見した。


眼鏡、とった姿もみてみたいなあ。

あ。今度お願いしてみようかな。



なんて考えてたらなんだかあたしまで眠くなってきちゃった。



ふわぁぁあ…………



少しくらい寝ても大丈夫、だよね…





『おやすみなさい…』











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