月夜の桜

大学も終わり、私はいつもより早くに家に着いた。
そして、普段は携帯を開かないのに、携帯を覗いてみた。
すると、大樹さんから連絡が来ていた。

大樹「静香さん、お疲れ様。大学大変でしたか? 僕は専門学校通ってるんですが、実習が多くて大変です。」

静香「お疲れ様でした。大樹さんの気持ちわかります。私も大学大変です。」

大樹「そうなんですね、あっ今週の土日予定空いてますか?」

静香「空いてますよ。どうかしたんですか?」

大樹「よかったら、一緒に買い物行きませんか?」

静香「いいですよ、私でよかったら。」

何気ない会話から、まさかの買い物に誘われた私。
何故だろう…。すぐに返事しちゃった。
普段は、すぐには返事しないのに、大樹さんにだけは、自分の素直な気持ちが…。
こうして、私は大樹さんとショッピングに行くことになった。
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