ツンデレ彼氏をデレさせろ。



「“シルシ”は、
キスマークのことだよ。
朔、項(うなじ)についてるよ?」



「嘘っ!!」



慌てて、不思議な感覚を
感じた部分に手を当てた。



「朔、よくわかってんじゃん。
それだよ、それ!」



ーわかった。あの時だ。
保健室で急に先生が戻ってきて。
李斗が慌てて
私が着替えてたところへ
入ってきて、そのままベッドイン。




それで…、
後ろから抱き締められて…、
それで…、
口を抑えられて…、
それで………!!!!!



李斗が唇を私の首の裏につけた。
まるで、喰むようにキスのように
彼は私の項に唇をつけた。



それから、
身体中に電撃が走ったかのように
ビリビリとくる感覚がした。
そして、その後、
ゾクゾクと身体中が変になった。



…アレは、キスマークをつけられた
衝撃だったんだ…。



実感すると、
急に顔が火照った。



「それで、棗に襲われたの?」



「え、いや、襲われた!??
へ!??
いや、襲われ!?
襲われたのか!??」



「ん?朔?
そのキスマークは、
棗につけられたんじゃないの?」



「あ、え、あ、うん…、
コレつけたのは、
李斗だけど…………………!!!」



…あ。
勢いで言ってしまった。


< 186 / 207 >

この作品をシェア

pagetop