ツンデレ彼氏をデレさせろ。
「じゃ、
棗に襲われたわけじゃないの?」
「いや、そーゆーわけでは…、」
「朔?何があったのかな?」
ーそう言って、
爽はニコリと艶美に笑う。
「!!!」
爽にこの表情をされると、
もう、何も言い返せなくなる。
そして、白状するしかないんだ…。
…無言の圧力というやつか…。
「はあ、わかったよ…。」
私は、爽の圧力に負けて、
今日あったことを全て話したんだ。
ーーーーーーーーーー
「ふーーーん、なるほどねー。」
「だから、襲われたってゆーか、
なんとゆーか…。」
「朔、それはねえ。」
「?」
「棗は欲情してたんだよ、朔に。」
「はっ!??えっ!??
よ、よくよよよ
よよくじょ!!!???」
「しーっ!いいの?
大声出したら、
オバサマに聴こえるよ!」
「っ!!」
慌てて口を掌で覆った。
「そうそう、
大きな声は避けようねー。」
唇に人差し指を当てる彼女は、
同い年とは思えないぐらい、
大人っぽい…。