ツンデレ彼氏をデレさせろ。



「じゃ、
棗に襲われたわけじゃないの?」



「いや、そーゆーわけでは…、」



「朔?何があったのかな?」



ーそう言って、
爽はニコリと艶美に笑う。



「!!!」



爽にこの表情をされると、
もう、何も言い返せなくなる。
そして、白状するしかないんだ…。



…無言の圧力というやつか…。



「はあ、わかったよ…。」



私は、爽の圧力に負けて、
今日あったことを全て話したんだ。




ーーーーーーーーーー




「ふーーーん、なるほどねー。」



「だから、襲われたってゆーか、
なんとゆーか…。」



「朔、それはねえ。」



「?」



「棗は欲情してたんだよ、朔に。」



「はっ!??えっ!??
よ、よくよよよ
よよくじょ!!!???」




「しーっ!いいの?
大声出したら、
オバサマに聴こえるよ!」



「っ!!」



慌てて口を掌で覆った。



「そうそう、
大きな声は避けようねー。」



唇に人差し指を当てる彼女は、
同い年とは思えないぐらい、
大人っぽい…。



< 187 / 207 >

この作品をシェア

pagetop