ツンデレ彼氏をデレさせろ。
「でも、責任取れないことや
みんなが悲しむことは
しないでね、朔。」
「へ?」
「まだ、私たちは高校生で。
全然独り立ちなんて、
できないでしょう?
それに、朔だって、
これからやりたいことを
探すんでしょう?」
「う、うん。」
「だったら…、
子ども作ったりしないでね。」
「ゔっ!?は、えっ!!???」
「わかった?」
そう言って真剣に見つめてくる爽。
「わ、わかってるよ!
そ、それに、そんな状況に
なることなんて………、」
「なり得るから言ってんの。
棗だって、所詮、
ふつーのオトコノコ。
欲情して、自我を失ったら、
朔がちゃんと言わなかったら、
簡単に襲われるよ?」
「そんな…、こと…。」
ここまで言われると。
ーない。
と、言い切れないのも事実だった。
現に、李斗は、今日、
息も吐く暇もない程の
深いキスをして、
キスマークを残し、
大腿を触ってきて…、
その時チラリと見えた李斗の瞳は。
今迄、見た事がない、
猛獣のような強く熱い、
“オトコノコ”を
思わせる表情をしていた。