普通な恋がしたかった!!!
明梨は、人集りの中を進んで、あたしの所まで来た。



「凜っ、前言ってた結城日向だよ!!」



興奮状態の明梨は、あたしの腕を掴んでブンブンと振り回す。



「なんで離れたの明梨~」


ちょっとホッとしたあたしは、明梨に抱きついた。



「ごめんごめん…。
靴履き替えてたら、偶然、結城日向らしき人見つけたから…」



明梨がえへへ、と頭をかいた。



「でも、そろそろ先生達来るだろうから、教室入ろっか!」



明梨はそう言うと、あたしを引っ張った。


…やっと出られる~~。
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