普通な恋がしたかった!!!
静かだった校庭に、どんどんざわめきが起こってくる。



その時。(再び)



…ドォンッッ


ものすごい音と、爆風が校庭に響いた。



な、何事!?



「おい、あの髪の色…」


「きゃあああイケメンー!!♡♡♡」



校庭付近で、一瞬で五人くらいの他校生を片手一本で吹き飛ばしたのは。






「山田太郎じゃんあれ!!!」





さらに歓声が大きくなる。



山田太郎って…。



…ブラッド!!



「…ごめん、つい邪魔で…」


そうつぶやくブラッド。


人間離れした怪力に、女生徒達が盛り上がる。


「意外と力強いんだー♡♡」


「かっこいい!!!」


明梨も、興奮して飛び跳ねる。



「来た、ブラッドーー!!」


中心から、空木が叫んだ。


「バカッ、それで呼んだらダメだろ!!」


秦野が、すかさず空木の頭を叩く。


そっか、ブラッドってゆー本名は、伏せとかなきゃダメなんだ。


ブラッドも、血相を変える。


「なぁ、ブ…じゃねぇ、山田も手伝え!!」


空木が叫ぶ。


山田は、不機嫌な顔つきで歩いてくる。



そして、堂々と中心に入っていった。
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