普通な恋がしたかった!!!
「ねねね姉さん!?」


あたし達、あなたのお姉さんでは…(汗)



「ってか、君…」


明梨が、謎の人物を指差した。



「美☆少☆年☆☆☆だぁーー!!」



「はっ?」

「えっ?」


ヘッドホンを手に持ったまま、固まる謎の人物。


美少年、て……。


マジ??



「姉さんじゃないのか…。

なら、なんで、生徒がこんな所に…」



謎の人物が、めんどくさそうにつぶやいた。


謎の人物は、ヘッドホンを首にかけると、立ち上がって、こっちに歩いてきた。


あたし達の所までくると、そばの電気のスイッチを押した。



カチッ。




「……わ、ぁ……」





美☆少☆年だ……。


だけど、そんな事よりも気になる事が。



「目……」


先に、明梨がつぶやいた。


「あぁ……。
ちょっと悪くしてる。って、あんたら外部者…だよな??」


電気の光に眩しそうにしながら、美少年が言った。



美少年は、青い髪に、白い肌、そして…






…右目に眼帯をしていた。






まさに海賊ってカンジの、真っ暗な眼帯。


こんなの、現実にあるんだ…。



「明るいのは嫌いだ…。頭痛い」



電気をつけてから、美少年は顔をしかめるばかり。



…自分でつけたクセに。
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