普通な恋がしたかった!!!
「零は、『三条』で、先生は、『桜井』……??」



あたしは、零と桜井先生を交互に指差した。


姉弟なのに、苗字が違うっておかしくない??



「…姉さんも、旧姓は三条だから」



不機嫌そうな零が、ヘッドホンを首にかけ直しながら言った。



き、旧姓……きゅうせい、キュウセイ………



「「ええぇ!?」」



あたしと明梨は、桜井先生に向かって叫んだ。



だ、だって、旧姓って事は、桜井先生…。



「結婚済み!?」



「そうよー♪ホントは、三条美月!」


桜井先生がピースしながら言った。
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