普通な恋がしたかった!!!
「…こんな変な趣味で、旦那がいるんだもんな。
ビックリしてトーゼン」



嘲笑う零を、桜井先生が軽く叩いた。


「そんな腐女子の弟は引きこもりですけどねーっ!」



さ、桜井先生…認めてるんだね……。



叫ぶ桜井先生に、耳を塞いだ零は、


いきなり、何かを察知したようにキョロキョロしだした。



「なんか…。ややこしくなる前に、俺はサヨナラするから」


とつぶやくと、


ブラブラ保健室を出て行ってしまった。



「ちょ、零!授業でなさいよーっ!!」



桜井先生が、もう零の姿の見えないドアに叫ぶ。
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