普通な恋がしたかった!!!
「他の生徒から診てあげてください…」



「優しいのは良いことだけど、山田くんもボロボロよ??」



桜井先生が困ったように言うと、ブラッドは、

あたしと空木と桜井先生の肩をグイッと寄せた。



桜井先生だけが、「きゃあっ♡」と悲鳴をあげる。



ブラッドは、自分とあたしと空木と桜井先生の間に、手の甲を出した。


「何だよ??」


空木が、怪訝そうに聞いた。


「見てて」


ブラッドはそうとだけつぶやく。


あたし達は、ブラッドの手の甲を覗き込んだ。


ブラッドの手の甲には、かすり傷がついていて。


別に、何も変なとこ……

って、


「「「ええぇえ!?」」」



あたし達は、同時に叫んだ。

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