普通な恋がしたかった!!!
気合いを入れて、あたしは保健室を出た。


職員室まで小走りで行く。







…その途中。




………お??


あれ、もしかして…。





寂しい廊下をブラブラ歩く、


青い髪に、首からかけたヘッドホン。



あたしはパタパタと走って、前を歩いていた人物を追い抜き、覗き込んだ。





「……零??」



「っ、ぅわっ!」



…あ、その反応…。


やっぱり零だ。



「なんでブラブラしてんの?」


「朝の休み時間だから」


あ、まぁそっか……。



「…で、何」


不機嫌につぶやく零。



「いや、特にないけど……。



…あ!」



「なんだよ」



「今、保健室で人手足りなくて!手伝って!」



「は?」



「暇でしょどーせ!」



「いや、俺が保健室から出てった理由、覚えてない?」



「でも暇でしょ!」



「…めんどくせぇ」



「でも暇でしょ!」



「ちょっと待て、俺どれだけ暇人扱いなんだよ」



「いいから!!」
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