僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
こうやって、1時間目から5時間目の教科書の準備するの久しぶりだった。
俺も明日から普通の小学生として過ごせるんだな……
遠足の前日の夜のワクワクした気分で、布団に潜り込んだ。
ピピピ…ピピピ…
目覚まし時計のアラームをオフにして、リビングに行った。
「遥希、おはよう。」
「おはよう……」
父親がフライ返しを持って料理している姿が未だに慣れない。
そんな父親を横目に見ながら洗面所に行き、顔を洗って水で濡らしながら髪を整えた。
髪を整え終えてリビングに戻ると、朝ごはんが食卓に並んでいた。
今日は食パンと目玉焼きにベーコン、ヨーグルトに野菜ジュースだった。
先にイスに座り、その後父親もイスに座った。
「「いただきます。」」
俺も父親も寝起きは最悪だから、会話は基本しない。
お互いテレビの朝のニュースを見ながら、黙って黙々と食べている。