僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜
彼女が行った後も、ずっとひまわりを見ていて、気がつくと11時になろうとしていた。
急いで現場に戻ると、スタッフさんたちが撮影の準備をしていた。
「遅くなってすみませんでした‼︎」
「全然遅くないよ〜、撮影はまだしないしね。でも、いつも時間にきっちりしている遥希くんがギリギリって珍しいね?」
母親の教えで必ず1時間前には現場に着くようにしている。
さっき時間を見たら、11時40分だった。
40分の遅刻だ……
「ぶらぶらしているときに、いいところを見つけて…」
「遥希くんがいいところって言うから、本当にいいところなんだね〜」
今までみた風景の中で1番いいところだったと言ってもいいくらいだ。
プライベートでも行きたいと思うくらいだった。