未来から来た花嫁 ~迷走する御曹司~
結局、兼続との会話はそこまでだった。彼は会議があるそうだし、俺も強いて彼に反論しようという気にならなかったからだ。
なぜ反論する気にならなかったかだが、それは俺自身、確証を持てなかったからだ。兼続が言うように、メイド服を着た小松に興味を引かれているのではないと思う。思うのだが、確信を持てない。ではどうすればいいか……
ああ、そうか。メイド服を着てない小松を見ればいいんだ。それでもし興味が薄れたら、兼続の言う通りだった事になる。だが、もし変わらなかったらどうなんだろう。俺のこのモヤモヤは、もしかして、もしかするのか?
帰りの車の中でも、俺はそんな事ばかり考えていた。私服姿の小松を見るにはどうすればいいのだろう、なんて事を。
彼女は家に住み込みらしいから、朝起きるとすぐに制服、つまりあの黒いメイド服に着替えてしまうだろう。夜もしかりだ。私服に着替える事などないのか?
いや、彼女にだって休みの日はあるはずだ。そして休みの日は、私服に着替えて外出する事もあるだろう。
外出って、どこへ行くんだろうか。ショッピングしたり映画を観たり、あるいはデートしたり……
ん? デート!?
うーん、デートかあ。つまりボーイフレンドと出掛けるわけだが、いるんだろうか、そんな男が。
いてもおかしくないな。若いし、あれだけの器量だ。いないと考える方がどうかしているかもしれない。もしかするとボーイフレンドどころか、恋人がいるかもしれない。
小松が見知らぬ若い男に抱かれる姿を想像したら、胸がキューっと締め付けられるように痛むのだった。
なぜ反論する気にならなかったかだが、それは俺自身、確証を持てなかったからだ。兼続が言うように、メイド服を着た小松に興味を引かれているのではないと思う。思うのだが、確信を持てない。ではどうすればいいか……
ああ、そうか。メイド服を着てない小松を見ればいいんだ。それでもし興味が薄れたら、兼続の言う通りだった事になる。だが、もし変わらなかったらどうなんだろう。俺のこのモヤモヤは、もしかして、もしかするのか?
帰りの車の中でも、俺はそんな事ばかり考えていた。私服姿の小松を見るにはどうすればいいのだろう、なんて事を。
彼女は家に住み込みらしいから、朝起きるとすぐに制服、つまりあの黒いメイド服に着替えてしまうだろう。夜もしかりだ。私服に着替える事などないのか?
いや、彼女にだって休みの日はあるはずだ。そして休みの日は、私服に着替えて外出する事もあるだろう。
外出って、どこへ行くんだろうか。ショッピングしたり映画を観たり、あるいはデートしたり……
ん? デート!?
うーん、デートかあ。つまりボーイフレンドと出掛けるわけだが、いるんだろうか、そんな男が。
いてもおかしくないな。若いし、あれだけの器量だ。いないと考える方がどうかしているかもしれない。もしかするとボーイフレンドどころか、恋人がいるかもしれない。
小松が見知らぬ若い男に抱かれる姿を想像したら、胸がキューっと締め付けられるように痛むのだった。