【新】俺様社長の溺愛
「これは、その・・・」

私は返事に困って口ごもる。


「・・・」

安西課長は、何とも言えない顔で、私を見ていた。


「愛海、お前と秀人は兄妹だったな?」

「・・・はい」

会長の指摘に、頷き返事をする。

…確かに私たちは兄妹として育ってきた。


「・・・じゃあなぜ、秀人は愛海を抱きしめた?

・・・なぜ、秀人は愛海にこんな真似をしたんだ?」

そう言ってコンコンと写真を指で叩いた会長。


その写真は、一枚目は、抱き合ってる写真。

二枚目は、秀人が私にキスをしてる写真だった。


…いつかはバレる時が来る。

…いつかは話さなきゃいけない時が来る。


それは十分にわかっていた。

まだ、覚悟は出来ていなかったけど、

お義父さんや、お義母さんに、話そうと思っていた。


…でもまさか、こんなに早く、バレるなんて、

想いもよらなかった。
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