【新】俺様社長の溺愛
「愛海は、私の大事な娘だ。

幸せになってもらいたい…厳しい決断をさせるのは、

私も辛いんだ・・・すまない」


お義父さんは、私に頭を下げた。

…私の願いは、お義父さんを苦しめる?


「よく考えて、決めたらいい・・・

すぐに諦めなくてもいい・・・ただこの事だけは、

理解してくれ、愛海」

お義父さんの言葉に、何を言うでもなく、

私はトボトボと、会長室を出た。


「安西君」

「・・・なんですか?」

私を追いかけようとした安西課長を、会長が呼び止める。



「…君は、愛海が好き…そうだよな」

「・・・そちらも調べたんですか?」

「…たまたまわかっただけの事だ」

「・・・」

会長は溜息をつく。


「血が繋がらない娘だが、私にとっては、大事な娘なんだ。

目に入れてもいたくないほど・・・

君を男と見込んで、愛海を託す・・・

あの子を、支えて、愛してやってくれ」
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