【新】俺様社長の溺愛
安らかに眠っているはずの愛海の目から、

涙が流れた。

…夢でも見ているのだろうか?

・・・泣いてしまう程、悲しい夢でも見ているのだろうか?

そう思うと、胸がギュッと締め付けられて、

愛海を抱きしめずにいられなかった。


…午前6時30分。

愛海の目覚まし時計が鳴り響いた。


その音に、目を覚ました愛海が、動き始める。

…まだこうしていたい。

そう思い、目覚まし時計をサッと止めた。


「…おはよう」

目をこすりながら、愛海が呟いた。


「おはよう…今日も仕事、か」

愛海を離したくないのに・・・


「今日はまだ水曜日だもの・・・

平社員は、みんな仕事しなきゃ・・・」

そう言った愛海は、少し笑った。


「オレは午後から会社に出社する事になってる・・・

たまには、ズル休みすればいい」

オレの言葉に愛海は首を振る。
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