【新】俺様社長の溺愛
『仕事が終わったら、地下の駐車場に』
そうメールが入ったのは、午後5時50分。
大方の仕事は終わっていた。
…後は明日、すればいい。
そう思って、パソコンの電源を切った。
…綺麗に化粧を直し、私は地下の駐車場に向かった。
駐車場の一番奥まで歩みを進めると、
秀人の車があった。
私が来た事が分かったのか、
車のエンジンをかけ、バックしてくる。
「…お疲れ」
そう言って、運転席の窓が開いた。
「お疲れさまです。」
秀人の言葉に、満面の笑みを見せた。
…私をエスコートしてくれる秀人。
・・・二人の時は、秀人を独り占めできる。
今夜は、独り占めできる最後の日。
目一杯、秀人に甘えよう。・・・秀人に、
私との幸せな記憶だけが残るように、
笑顔は絶やさない様にしよう・・・