彼の腕の中で  甘えたくて
「俺のこと、どう思ってる?」

「好き、大好き。」

「それだけ?」

「ずっと一緒にいたい、もっと想っていたい、いっぱい抱かれたい、いつもあなたでいっぱいになりたい、恋人同士でいたい、もっと会いたい、私の今の気持ちよ。」

「嬉しい。」

「いつまでもこの腕の中にいたいの。」

「俺も同じ気持ちだ。このままずっと抱きしめていたい。」

「もっと甘えたい。ダメ?」

「どうやって?」

「こうやって。」

彼女は俺の首にキスしてきた。

「あっ、こらっ、見える所につけるなったら。」

俺は彼女と素っ裸でじゃれ合った。

彼女の小さな体が俺を飲み込んで震えた。

そして俺に狂うのだ。

彼女は終わり無く俺を求め続けてやまない。

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