今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
「ラケットを持つと性格が変わるタイプかもね。プレイする時は自分の気持ちを全面的に押し出すから。負けたくない試合は特にね」

 会場中の声援と相まって試合が熱くなっていく。

 バドミントンだからなのか、両校の栄光がかかっているなのかはわからないけど、試合から目を離せなくなった。

 陽菜が何度かスマッシュを打ち込んで、浅く上がったところを再度渾身のスマッシュ。

 サイドラインぎりぎり。

 線審の判定はイン。


 その瞬間、青藍の観客席が沸いた。

 みんな立ち上がって喜んでる姿が目に入る。

 あの中に航太もいるんだろう。同じウエアー姿ばかりだから、見つけ出すことも難しいけど。


「よし。取ったね、このゲーム」


 歩夢も気合が入っているのか、胸元で小さくガッツポーズをしていた。

 
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