誕生日は3月14日
俺が先にゴンドラを降り、次に亜弥の手をひいて下ろしてやる。

そして、手をつないだまま出口に向かう。

時刻は4時半。

そのまま、駅に向かい電車に乗った。

電車を降り、亜弥の家に向かう。

「今日は楽しかったよ。付き合ってくれて、ありがとう」

亜弥が言う。

「うん、俺も楽しかった。また練習が休みの日、どっか行こうな」
「うん。
今度はね…、〇〇ランドに行きたいし、ショッピングもしたいし、映画も観に行きたい。
それからね…」
「まだあるのかよ!」

希望を言い出した亜弥にツッコむ。
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