DL♥︎マスクの奥の。

少し間を開けて、ゆっくりと上がる瞼。


あ…


再び私を映した瞳。

けれども、すぐにそれはスッと細くなり、クスッという笑い声が耳に届いた。


「…ねぇ、舞ちゃん。他でそんな顔しちゃいけないよ？」

「え…？」


突然のその言葉に、思わずキョトンとしてしまう。

そんな私に、またもやクスッと笑った先生。


「食べられちゃうよ？…俺みたいな奴に。。」


「！？」


そんな色めいた言葉にドキッと跳ねる心臓。
けれど、すぐに私の口は動いて、



「せ、先生にならっっ！」



…思わず出たその言葉。

最後まで言い終わって気づいたんだ。


…とんでもない事、

言っちゃったんだって。。