DL♥︎マスクの奥の。
「…え?」
予想通り、目の前の先生の顔は驚きからか固まっている。
パチパチと繰り返される瞬きだけが、過ぎてしまった時間がもう戻らない事を示していた。
ど、どうしよ〜〜っっっ!!
「え、あっ!あの!違いますっ!い、今のは違くて、、そのっ!」
混乱する中、必死に言葉を探す。
ぐるぐるとし始める脳内。
恥ずかしくて、恥ずかしくて。
込み上げる何かが、涙となり私の目に溜まり始めた。
もうっ!
こ、こんなんじゃただの大失敗だよ〜…